« 花々の涙、あるいはラップアラウンド | 彗星 »
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« 花々の涙、あるいはラップアラウンド | 彗星 »
Posted on Sat, Dec 03, 2011 01:49
鞄の重さは
罪の重さ
いつしか部屋は
くだらないものが
そこらじゅうに散らかった
財布の厚さは
罪の重さ
いつしか傷は
からっぽのベッドを
白と赤と黒で汚した
長い髪で
自由を奪われ
耐え難い仕置きを頂いた
何故だかとても
心は穏やかだった
そうよ
鞭を振るなら
あなたのその手で
誰よりも
きつくきつく
あなただけを見て
生きていけるように
胎の膨らみは
罪の重さ
小さな命は
赤いベッドと一緒に
水流の中に飲み込まれた
解いた髪を
切り落とされて
やさしく切ない愛撫を頂いた
何故だかとても
強い恐怖を感じてた
そうよ
抱きしめるなら
あなたのその手で
誰よりも
きつくきつく
あなただけを見て
生きていけるように
そうよ
鞭を振るなら
あなたのその手で
誰よりも
きつくきつく
あなただけを見て
生きていけるように
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