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« 機械愛 | 百年目の孤独 »

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懺悔する海岸線

すべて
わたしが悪かったのです

一度崩れ堕ちた砂の塔
あんなにも高くて
一番たいせつだった わたしのすべて

あの子は触れただけ
それだけ

また崩れ堕ちた
あの子の影が海に消えるのを見届けてから

『折角つくりなおしたのに』

砂はもうぐちゃぐちゃ
たて直そうと思った
恐らくわたしが莫迦だったのです

あの塔は
本当はわたしのことが嫌いだったのです




もう遅いよ…。
希望は絶望に身を翻し、もう何も無い。

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