枝杜来姫の展示室

わたしは今日もまた
こうして過去を押しやり現在を探し求めるのか

愛はいつの間に欲望へ変わったの
罪はいつの間に解放に変わったの

本当は正しいものなど何処にもないのに
何故それを肯定しきれないのか

掌の上で溶けた氷　再結晶
刃が床に刺さって　血を流す

また過去を過去へ押しやるわたしは
何故こうも易々と罪を逃れられるのか

早く捕まえて

また償うきっかけを失った

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革命を起こそう。罪を‥‥

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