« 機械愛 | 百年目の孤独 »
Posted on Mon, Nov 25, 2024 03:05
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Posted on Fri, Dec 21, 2001 00:00
まるで人形の様な君の背に
CGでしか無い造り物の花を飾ったのです
動かないその瞳は真っ直ぐに
わたしの光を映していました
戻らないあの日は本来無く
唯 運命として君を弄んだのです
「ごめんなさい」すら言えなかったわたしの
何が間違っていると云うのでしょう
綺麗事を知らなかった君の陽は燦々と輝くばかりで燃え尽き
最期に残されたわたしを知らぬ
所詮人間と謳った過去の
栄光はこの場には遺りませぬ
大音量の君の声は現在も
止まることを知らぬ様に巡るのです
探せないあの日を悔やむばかりか
涙として流すことも出来ぬわたしを
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