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« 白い奴隷 | 愛されるカラダ »

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臨月の不安

病床での微熱は不安ばかりの糧となり
不純物が思考をかき乱す

君は床を離れ
見も知らぬ土地の輝く建物へと足を速める

いとしい人

深みへと落ちていく
この背を支えて
あなたの腕は最早ぼろぼろ

腹に息づく赤子を抱き
母は今宵も孤独
欲しいものはあたたかい腕だけ

孤独はその腹に
堪え難い不安を宿している。

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