« 桜葬 | 罰 »
Posted on Sun, Nov 24, 2024 15:36
×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
« 桜葬 | 罰 »
Posted on Fri, Dec 19, 2003 00:05
愛していると呟いて
銃口を突き付けるのは だぁれ?
何も知らないあの子を
笑って突き落とすのは だぁれ?
ねぇ
この傷を見て
あの子が持たぬ傷
あの子の恐怖を顧みず
彼らに転嫁する
君が傷を知らないから
いまわたしが
崩れ落ちた学校の屋上から
動かなくなった地下鉄のホームから
飛び下りた ところで
君には届かないし
あの子も気付かない
だからせめて
刃を納めて
血が染み付いた手のひらを
血の気の引いた指を絡めて
祈ってる
[0回]
PR
詩文 : Comment (0) : Trackback ()