枝杜来姫の展示室

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恋する被虐者

Posted on Sun, Dec 19, 2004 13:43

あなたのその思いは
わたしを縛りつけて
放さない

あなたは鍵を手に
わたしは自由なのだだと笑う

そうね
この長い髪は
あなたに絡んで離さないけれど

あなたはいつでも
鋏を手に
絶ち切ることができる

吊るし上げて
風雨に晒し
いつか
背中の皮膚が裂ける頃には

わたしは笑って
その優しさで
満たされることができるのかしら

[0回]

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