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« ヘッドフォン | 愛すべき庭 »

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微睡

あなたの言葉を受け入れるには
わたしは乾きすぎていたから
何も言わないふりをして
甘い嘘を吐いた

冷たい湖のほとりで
膝を着いたあの子に
差し出される手はなかった

怖かったから。

白いドレスの裾を
寒空になびかせて

少しだけ遠い目で
自分の言葉に酔っていた

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