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吹雪の日の燭台

真新しい雪に横たえた裸体

グラスのキャンドルが溶けるように
ゆっくりと
いつの間にか馴染んでいた

それでもこの尻尾は隠せずに
妥協だなんて認めたりしない

ひとりで居るのが怖いわけじゃないけど
君が恐怖の対象になっている
気付いていないね?

おんなじだ。

雪が溶けずに
わたしを隔離してくれたらいいのに

蝋が冷えて
君を閉じこめたらいいのに

穏やかな炎は
愛した尻尾を焦がした
嬉しかった?

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